御同朋の社会をめざす運動(実践運動)

  総合基本計画

運動の願い
 浄土真宗本願寺派では、1986(昭和61)年より「御同朋の社会をめざして」という目標 を掲げ、「基幹運動(門信徒会運動・同朋運動)」を進めてきました。このたび、その成果 を継承し課題を克服するため、運動名称を「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)と 改め推進することとなりました。
 宗祖親鸞聖人は、混迷した世の中にあって、ともにお念仏を喜ぶ仲間を「とも同朋」「御同行」と呼び、苦悩する人々とともに生き抜かれました。私たちの先人はそのお心を 受け、「御同朋・御同行」と互いに敬愛し、み教えをまもり広めていこうと努めてこられ ました。「御同朋の社会をめざす運動」とは、いのちの尊さにめざめる同朋一人ひとりが 自覚を深め、浄土真宗のみ教えを社会に広め実践していく活動です。
 宗門では、親鸞聖人750回大遠忌法要を迎えるにあたり、今日までの歩みを見直し、将 来を見据えたあり方を模索し、そのあるべき姿を最高法規である『宗制』と『宗法』を改 正して明示しました。
 その『宗制』には、「本宗門は、その教えによって、本願名号を聞信し念仏する人々の 同朋教団であり、あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝え、もって自他共に心豊か に生きることのできる社会の実現に貢献するものである」と記されています。
 2011(平成23)年3月に発生した東日本大震災やさまざまな災害からの復興に向け、宗 門全体で、お互いに寄り添い支えあおうという取り組みを進めています。その中から私た ちは、いのちのあり方を問う多くの声に接してきました。私たちは念仏者としてその思い に向きあい、応えていかなければなりません。
 今こそ私たちは、今までの運動をさらに進め、親鸞聖人の生き方を仰ぎ、浄土真宗のみ 教えを宗門内外に広げていかなければなりません。そのためにも、あらゆる人々が参画す ることのできるお寺と宗門をめざし、人々の苦悩に向きあい、ぬくもりのある活動を展開 することが大切です。
 お念仏のみ教えを、混迷の社会を導く灯火として高く掲げ、人々に広く伝えながら、誰 もが心豊かに生きることのできる御同朋の社会の実現をめざして歩みたいと思います。 別に定める重点プロジェクトをもとに、実践運動に取り組みましょう。

2012(平成24)年3月27日策定